川遊び

川で遊ぶときは必ず読みましょう

川での水遊びはとてもは楽しいですが、危険でもあります。
以下に書いたことをよく読んで、気をつけて矢作川で楽しんでください。
川で怪我をしても、大きな事故に繋がっても、自分の責任だということを忘れないでください。


こんな場所は危ない!


  • 足が届かない場所が下流にあるところは危ない!
  • 手前は浅くても急深になっている場所は危ない!
  • 川のカーブは流れが複雑なので危ない!

こんな時には遊ばない!


  • 晴れていても川が増水していたら遊ばない! 上流の天候もチェックを。
  • カミナリが鳴っていたら決して遊ばない。

子どものオキテ


  • 子どもだけのときは支流で遊ぶこと。
  • 本流で遊びたいときは大人と一緒に行くこと。
  • ジーンズのような長ズボンで遊ばないこと(水で重くなるから泳げないよ!)。
  • ビーチサンダルで遊ばないこと(怪我するので靴にしよう!)。

大人のオキテ


  • 「川の事故は自己責任」であることを肝に命じること。
  • 子どもが見える見通しの良い場所を選ぶこと。
  • ヒザより深い場所では子どもにライフジャケット着用させること。(釣具店などで売っています)
  • ライフジャケットの紐はしっかりしめさせること。
  • 大人同士でお酒に夢中にならないこと。
  • 川(子ども)に背を向けて談笑しないこと。

体験談もご覧ください

私たち矢作川漁協としては、事故もなく楽しく矢作川で遊んでいただきたいと切に願っています。
そうした思いから、過去の苦い体験談を共有します。
川は楽しい場所であり、危険な場所であることを大人も子どもも忘れないでください。

川の事故の体験談

もう20年以上前の話だ。
矢作川の中流域で仲間と一緒にアユ釣りをしていると、上流でバーベキューをしていたグループの1人が血相を変えて走ってきて、「子どもが居なくなった!流されたみたいだから助けて欲しい!」と叫んだ。

そのグループがバーベキューをしていた場所は川が直角にカーブしていて、流れが複雑で、川底は急に深くなっている。そんな危険な場所で子どもを遊ばせているとも知らず、大人たちはお酒を飲みながら話に夢中になり、子どもを見ていなかったらしい。

子どもが流された場所から私たちがアユ釣りをしていた瀬までは、200mほどの大きな深い淵だった。水面に子どもの姿は見あたらないので、すでに沈んで流されているようだ。知らせを受けて瀬の一番上流で待ち構えていた。10数分もたっただろうか。川底に白いものが見え、次の瞬間、ハッキリ見えた。白いTシャツ姿の子どもが川底を転がって流れてきたのだ。

大急ぎで岸に引きずりあげ、応急処置の心得のある人が人工呼吸を続けた。しばらくしてレスキュー隊の船も到着し、救急車で運ばれていった。

後日きいた話によると、その子どもは救急車の中でいったん息を吹き返したものの、やはり亡くなってしまったそうだ。

あれから20年ほど経ち、私も小学生の子どもをもつ親になった。毎年、川遊びに連れて行くたびにあの事故を思い出し、安全に気をつけて子どもを楽しませている。


もしものための体験談


私が小学生の頃、毎年夏になると矢作川の中流域へ川遊びに連れて行ってもらっていた。父親から教わった“川遊びの心得”は2つだけだった。言葉で何度か言われただけだが、とても役だったのを憶えている。

心得の1つめは、「もし足のつかない場所で流されたら、下流へ流されながら岸に向かって斜めに泳げ」だった。

流された場所に慌てて戻ろうとしたり、少しでも流されまいと川の流れに逆らって無理して泳ぐと、体力を使ってしまい溺れる危険があるのだ。下流へ流されながら岸に向かって斜めに泳げば、体力も使わないし、慌てずにすむ。

心得の2つめは、「もし渦に巻かれて吸い込まれそうになったら、自分から下に潜って渦から抜けろ」だ。


川が二つの流れに分かれて再び合流する場所や、大きな岩の近くでは、渦ができやすい。泳いでいるとスッと吸い込まれることがあるものだ。その時に、慌てて水面にでようとすると体力を使ってしまったり、水を飲んだりしてしまうのだ。慌てず、自分の意志で下にもぐると、渦から簡単に抜けることができる。

私は父親からこの心得を言い聞かされたあと、実際に渦に吸い込まれたことがある。今でも憶えているが、一瞬のことなのに冷静に教えを思い出し、実行できた。

いざという時の対処を言い聞かせることは、やはり大切なのだと思う。