WE LOVE 矢作川


有我 都


  • 子育て支援団体キッズプランナー代表
  • 柳川瀬子どもつどいの広場運営
  • 矢作川水族館メンバー

自身も子どものころから川遊びを楽しみ、2人のお子さんの母となってからも川で一緒に過ごした、その経験を活かして、子育て世代の家族に川の楽しさを伝える活動など、幅広く子育て支援を行っている女性です。


親も子も一緒に遊べる矢作川


矢作川が自宅に近く、息子2人が海より川の好きな子たちでした。
川の魚の名前をたくさん覚えるようになったこともきっかけで、子どもを連れて矢作川に遊びに行くようになりました。
矢作川は上流の家下川あたりから下流域まで、いろんな場所で遊びました。

息子たちが幼稚園に上がるようになると、同じように魚の名前を覚えて楽しめる子がいて、一緒に遊びに行くようになり、川遊びのイベントや催し物にも参加したんですが、子どもたちは遊びたいばかりでイベントのなかでの主催者側の話なんて聞いていませんでした(笑)

それを見て、だったら子どもたちが楽しめるように自分たちでやったらいいのではと、賛同してくれる子どものお友達のお母さんたちと企画したのが子育て支援団体キッズプランナーの始まりです。
スタート時は地域のおじいちゃん、おばあちゃんにも力をお借りしました。


キッズプランナーでは、幅広い活動で子育て支援をしていますが、川遊びは欠かさず行っています。
イベントなどで、地元に住んでいるけど矢作川で遊ぶのは初めてという人の中には「矢作川って、もっと汚くて、遊ぶところじゃないと思っていた。」という方もいました。

川で遊んでいる時は親も子どもも真剣に遊んでいるので、写真もカメラ目線じゃない、とてもいい表情が撮れたりします。

川遊びでは、大人がルールや危険性をきちんと伝えることも大事ですが、子どもたちは川で遊んでいると、ちゃんと自分たちでルールを決めていくんですよ。
小さい子は、最初は川岸でバケツ持ちだけだったりするんですが、川に入る時は大きい子が先に入って深さを確かめてから誘導したりしています。

また、川の色を見て深さを知るようになり、雨が降っている日は川には行かないということも学びます。

楽しいことも、危険なことも、子供たちは矢作川を通じて学んでいくんですね。


矢作川が心の故郷になるように


今は息子たちも成長して、一緒に川遊びということはありませんが、子どもの頃は川遊びをしている時に息子から悩みを打ち明けられたこともあって、川に救われたと思うこともあります。

これまでは息子と同世代の子どもやお母さんと一緒に活動してきましたが、今後は矢作川が世代を超えて受け継がれていく川になるように、未来に向けて次の世代のお母さんと子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思います。

子どもたちが、この場所を離れて暮らすことがあっても、戻ってきたときに矢作川があってここで遊んだことが地元でのいい思い出として、自分の心の故郷になっていったらいいなと思います。