アユ釣師向け情報

本年も三河湾から80万尾超の稚鮎が遡上して来ました。

川の水温が8~10℃になると遡上し始め、

活発に遡上をするのが14~17℃と言われており、

矢作川でもその傾向にあります。

海から川に入った稚鮎は2週間ほどで水源町の明治用水頭首工に到達します。

稚鮎の遡上距離は、遡上量と関係があり遡上量が多いほど上流域まで上がる傾向です。

野生のアユは川に入り生活を始めると成長度が増し、

成長が良いモノだと2か月もすると体長が2倍近くになり、

6月の初旬でも20センチ近いアユが掛かることがあります。

初期の天然物は小さい、放流物は大きいと釣り師らは口を揃えますが、

正解ではないでしょう。

ただし、遡上期間が3月中頃~6月中頃と長いので、

早く遡上した稚鮎は大きく、遅く遡上した稚鮎は小さいです。

当組合では野生アユの汲み上げ事業を活発に行っており、

下流域で採捕した稚鮎を中流域~上流域まで放流しており、

遊漁者の皆様に楽しんでいただけるよう頑張っております。

6月15日は百月ダムより下流が解禁です。

10月に入っても友釣りが出来、長く楽しんでいただけます。

年券を購入し矢作川へお越しください。