アユ釣師向け情報

今、全国の河川でカワウによるアユの被害が問題となっている。

川によっては数100羽の群れがいて、1羽が1日に500グラムの魚(アユであれば10尾ぐらい)を食べるというから、ばかにならない。
矢作川でも2年前からカワウの駆除をしなくなり、今年は30~50羽ほどの群れをよくみかけるようになった。

毎日毎日カワウが川に潜ると、アユ達は警戒心が強くなり黒い影を見ただけで一斉に逃げてしまうことがあるらしい。

今年はこんなことをよく耳にした。「川床の石はピカピカに磨かれていてもそこに囮を入れても掛からない」
確かにそういったことが多々あった。

9月の盛期に高橋上流の瀬でアユ釣りをした時がそうだった、平瀬の石は良く磨かれていたがサッパリ掛からない、掛かってきたのはビリ鮎、良型のアユは私の姿(黒いタイツ)を見て一斉に白泡の瀬に逃げ込んだと推測する。

白泡の瀬に逃げ込めばアユからもカワウからも姿がわかりにくく安心するのだろう。

案の定、白泡の中では良型アユがよく掛かってきた。

来年度に向け異常に増えたカワウの駆除をしなければいけないと感じた。

猟友会の先生方に助けていただかなければ…