冷水病とは
冷水病という名前から想像すると、水の冷たい春先に出そうだが、実際にはかなり暖かくならないと発生しない。
川の水温が16~20℃ぐらいになる5~6月に集中しているが、秋の産卵期に発生することもある。
甚大な被害をもたらすことのある病気なのだが、意外なことに菌そのものの病原性は弱いという。
健康な魚であれば発病することは少なく、体力が低下したときや水温の急変、濁りなどでストレスを受けたときに発病する。
大量死につながるところがこの病気の恐ろしいところだ。
アユの種苗もよく吟味し、野生に近く病気にも強いものを放流しないとこの病気になり恐ろしいことになってしまうので気を付けなければいけないです。