恵みの雨
夏の間、縄張りをつくって生活してきたアユたちも彼岸花が咲く頃になると、次第に定着性を失い始め、日が短くなっていくと徐々に成熟していきます。
やがて群れをつくって産卵のために下流へ移動していきます。
9月から今日までまとまった雨がなく、川は渇水状態でアユ達が久澄橋からヤゴだしの瀬の間でギュウギュウ詰で下れずにいます。
この時期はアユ達が大雨による出水を待っています。
幸いにも明日の夕方からは台風の影響で大雨が予想されているので、水が出たら一挙に下れるだろうと期待してます。
なるべく下流の河口に近いところまで無事にたどり着き、産卵を成功させ命を繋いでくれることを祈ります。