アユ釣師向け情報

10月13日 台風19号が落とした雨はこの流域に被害をあたえることなくホッとしております。
8時現在、越戸ダムからの放流(発電放流とダム放流)毎秒66トン 水温19,9℃ 濁りあり。
この濁りは2 3日で収まると予測します。

 下流域で出水を待っていたアユ達は、この水に乗って下れたでしょう。
矢作川にあるダムの中で最下流にある明治用水頭首工では、農業用水に水を供給しており、以前はここにアユが迷入してしまい本川へたどり着けなくなるアユ達がいたが、ここの管理者の計らいで本川へ水を放流するゲートを事前に開放していただいていたので、下って来たアユ達はそこから無事に本川へ出られるでしょう。
とりあえず一安心です。

あとはこの濁りが収まりこれより下流域(なるべく河口に近いところ)で産卵できるとことを祈ります。

アユの産卵はこれからダラダラと12月まで行われます。
これはアユ達が長い年月を積み重ね命を繋ぐために身に着けた技でしょう。
産卵は例年11月にピークをむかえます。
矢作川では11月1日からアユが禁漁になります。
なるべく多くの産卵親魚を下らせたくさん卵を産ませれば、翌春に子供が上がってくる確率が高くなります。
アユ漁を10月31日までとしたのはこういうことを考慮したからだろう。